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執筆者の写真mooty

ハンナアーレント

映画ハンナアーレントを拝見した。第二次世界大戦のナチズムの問題を扱った作品だが、なぜこの映画を見ようかと思ったかの思うことを書いてみる。

僕は哲学や倫理、宗教の本を好んで拝読するのだが毎回読む本に名前が上がるのがV.Eフランクルとハンナアーレントが2人連ねて名前が記されている。理由は極限状態にありつつも人間は善や倫理、道徳、哲学を手放せないで生きていけるかみたいな理由だと思う。そして今回、縁があってV.Eフランクルの「夜と霧」を手に取ることになり合わせて映画も拝見した。フランクルは心理学者でハンナアーレントは哲学者である。2人に直接関係があったのかはまだ知る由もないが。久々に購入した本をじっくり読書したいと思う次第である。

ハンナアーレントはハイデッガーの弟子で、戦犯アイヒマンを裁くのに哲学のロジックを使った手法で論理を立てていた。なるほど西洋哲学とはこんな感じか!と映画を見て考えた。しかし僕の知る限り日本では論理立てるのは理屈ぽいとか能書きだとか敬遠されがちだと思う。


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