私はマイルスデイビス愛好者である。
今回は60年代マイルスの一部を齧って私見を述べたい。
be-bopがスタンダードナンバーをゲーム化したのに対し60年代のマイルスは、プラグドニッケルのLiveでスタンダードナンバーを5人のメンバーで完全に解体改修した。
これはバードの功績をさらに前進させた意欲的な試みだったと思う。
その後のアルバム作品『マイルス・スマイルズ』 Miles Smiles (1966年)『ソーサラー』 - Sorcerer (1967年)『ネフェルティティ』 - Nefertiti (1967年)(コピペで申し訳ないが)この3作品の彩りは異色だと僕は思う。
共通の物語・寓話の破壊から構築への流れへ。当時のメンバー達が如何に思想思考していたかとりわけ僕には音楽で新しい寓話・物語を創造している様に聞こえてならない。
それは子が親の正と負の遺産を全てバトンとして受け取り、乗り越えて自らの人生を歩む事と相似している様に思うあくまで僕個人の主観である。
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