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  • 執筆者の写真mooty

息子と音楽を聞く

とうとう妻が懐妊から一年程経ち次男を出産した。生活が今までと変更し大変さが増すのは予想していた、しかし現実の波乱は常に予想を超克するものだ。


1.長男が甘えたがるのは一般的な下の子を持つ親として体験する事だが僕が気付いたのは彼が自身に望む能力がグレードアップしている事だ。年齢が3歳になり自分の事は自分でしたいその時期と重なって弟にできない事をやる、弟に愛情を注ぐ、愛情の独り占めが出来ないので我慢する、これを負荷に最近彼は体調を崩している。


2.当然ながら兄弟2人でギャン泣きする事もある。僕はわりと育児には冷静なので合唱だなくらいにしか思わないが妻は責任と重圧で気が参ってしまうようだ。


表題のテーマに戻ろう。弟の泣き声がうるさいのか長男が仕切りに「音楽聴きたいと言ってくる」昨日はギターが聴きたいというので青春時代によく聞いたジムオールクのEurekaを聞いた。当時、音楽学校に通いながら仕事をして自分のこれから先の手掛かりを手探りで探し一生懸命だった。友人と一緒にいる時間も大切だったがいずれ皆離れ離れになるとわかっていた。そんな時なんとなく毎日のようにドライブをして友人と好きな曲を流し合いしてた時に聞いていた曲だ。

そんな曲を息子を抱っこしながら椅子に座り2人で半分寝ながら聞いていた。また息子とも別れる時が来てそんな時僕は何を思うんだろう。先のことは誰もわからないと、考えていたらイビキと共に大量のおしっこがおむつから漏れて僕のパジャマをびしょびしょにした。今度は次男との音楽鑑賞について書き記そう。

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