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  • 執筆者の写真mooty

有用と無用

老子の箴言である、人は有用である事を努めるが自然を見ると有用なものは皆人間に使われてその役目を終える。『人間は他者から重要人物でありたい事を望む』カーネギーの人を動かすだ。引用しまくったが歳をとると存在していることに焦燥感がなくなる只若い時は生き急ぎ今でいう承認欲求などを欲しがる。36歳にしてなるべく平穏に人様に当たり障りの無いように生活したいと思う。僕の意見だ。しかし平穏とは何なのだろうか隠居できる訳もなく世俗の中で無意識に働き伝染する欲求を自治制御する事だと思う。僕が15の時はエレキブームでよくテレビで夢をとるか諦めて仕事するかみたいなセオリーと老人になって仕事を引退し趣味で楽しく暮らすセオリーが。全く馴染めない物語だ、これに今でも反逆してやりたい事をやり続けている(強い意志を持たないとあらゆる障害と疲労感で毎日を消費して過ごす羽目になってしまう)目先のことは考えず将来も顧みない死ぬことを前提として死ぬまでに目指す英知に突き進むだけだと。多分私は人々とズレているんだろうなそんな気がする

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