都市と田舎
年明け早々に友人の邸宅に家族で遊びに行ってきた。東京から2時間ほどの場所だが、土地価格も東京の6割以上は安く土地と物件が手に入る。
地方移住の問題点は仕事をどうするかに尽きるらしい。地方都市では仕事は少なく賃金も安いそして地域密着型だから人付き合いも中々辛抱がいると聞く。ただ現在は過疎化が進み都市からの移住者を色んな形で待遇しているようだ。
マイホームなど僕らの親の世代はよく言っていたが、東京の地価の上がり方からして現在都内にマイホームを持てる人間はわずかだし、その平米数も期待は出来ない。
なら都市に住む事を仕事抜きで考えると、子育てを基準にならいい事はあまりないような気がする。
お互い生活環境の違いは認識しながら、「東京はいいよね」とか「田舎はいいよね」とか会話していたが考えてみるとその土地に定住するにはある程度選択肢はあるものの何かに突き動かされ導かれる事が少なからずあると思う。じゃなきゃ30年も借金を背負いその場所で生涯を遂げようとはいかないではないか。
仕事と生活を順調にして生きていくには長い時間をかけてその土地に愛され大地と家と共に成長していく事を約束としなければいけないのである。