top of page
執筆者の写真mooty

コロニア

映画「コロニア」を拝見した。カルト宗教と独裁政権が癒着した南米チリの実話がストーリーだ。

カルト宗教の構造を分析する、男性である僕からの視点ではミソジニーと労働と音楽がこのカルトの本質に思た。

そして、男性なら皆女性へのミソジニーは抱えていると思う(よほどのモテ男じゃない限り)。

この映画では女性が重労働の農作業をしている場面を描き男性は女性を罵り殴る蹴るをする「集会」を写していた。

確かに真夏や真冬、自然に左右される屋外の仕事はとても骨が折れる。徹底して女性を虐げている。その間男達は何をしているかは映画の中では写されていない。

音楽を扱う場面では子供達に歌を歌わせている。まだ未成熟な中性的な子供に音楽をやらせる事にどんなエロティックな欲望があるのか僕にはわからない。人の歪んだ欲望は理解を超える、順調なはずの生活がどこでボタンのかけ違い起こすのだろうか自覚的な人は稀である。


閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「夏休みのレモネード」

ユダヤ教とプロテスタントの家族を映像にした作品である。 高校卒業してすぐに消防士に就職した父を持つ家庭と大学まで進学してから社会に出て神父になった父を持つ家庭。 ユダヤ、キリストと違う信仰を持つ子供達が寄り添う姿に、神に分別をつけ差別化した大人の愚かさを考えさせられる。...

映画鑑賞

また最近映画を見始めている。私が見るついでに子供にもdvdというアナログデジタルなdiscの楽しみを伝授しようと「ウルトラマン」やヒーロー戦隊物を一緒にレンタルしている。 まだ小さい子供だが1人で部屋に篭り映画をスナック菓子とジュースで拝観する楽しみは共有出来るらしくとても...

お祭り

本年も御神輿わっしょい!をして勇姿を子供達に見せることが出来て満足だった。 縁日出店のゲームの景品は今となっては100円均一の売り物と同じ様なものしかないので寂しいもんだ。 今回は忙しい1日だった、午前はBaptism教会へ、午後から氏神様の御神輿を担ぎ、夕方前には薬師寺東...

Comments


bottom of page