妻の親友が癌で夭逝した。昨年の12月の出来事であり四十九日も過ぎたので、心を整理しようと思う。彼女は30代と若くて僕達夫婦の共通の友達でありその別れは無念の思いで沢山だ。
最後のお別れをする道中に僕は自身の身体にある異物との共生(癌)に思いを巡らせ、闘病中の彼女とのSNSのメッセージのやりとりを思い出していた。「人間は自然と共に生存している、なぜ病や不条理が無くならないのか。強い意思で困難を乗り越える事がきっと出来るはずだ。」悲しみに暮れる訳にはいかない、一緒に過ごした時間と息子を抱っこして贈り物をしてくれた。彼女の酒豪さながらの飲みっぷりで平気な顔して笑顔を見せてくれた思い出を僕達家族は忘れないだろう。
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