市川崑監督の「細雪」を拝見した。原作は谷崎潤一郎らしい。雪の表現は雨と同じぐらい種類があるの聞いたことがあったけど、細雪と書いてささめゆきと読めるらしい。美人姉妹と旧日本の華族を映像化した作品だ、鑑賞後もとても気分の良い楽しい映画。吉永小百合の若い時を見るのは「男はつらいよ」以来だがやはり美人だなあと思う。
そして代官山に市川崑記念館があるので遊びに行ってきた。案内人の話では、市川崑は何にでも名前を書いたり目印をつけると伺った。箪笥の引き出しに上中下と書いたりスリッパからなにまで名前を書くと。物に対する愛着があるのか、海外でも評価された人だから旅先で無くしても戻ってくるように名前を書いていたのかなど雑談をした。
そしてオープンリールのフィルム編集機を始めて拝見した。映像は黒色で音は灰色のフィルムだ。編集は根気のいる作業であったろう。
つぎは「古都」を鑑賞しよう
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