mooty5 日前1 分田川水泡江東区深川のノラクロ展示会を拝見してきました。田川水泡その人は「サザエさん」の作者長谷川町子の師匠であることは認識していた。 ただノラクロの漫画は拝読した事もないし、田川水泡の事も全然知らないので驚いた事ばかりだ。 奥さんは批評家小林秀雄の妹であり、若い時分は大正前衛芸術運...
mooty11月15日1 分細雪市川崑監督の「細雪」を拝見した。原作は谷崎潤一郎らしい。雪の表現は雨と同じぐらい種類があるの聞いたことがあったけど、細雪と書いてささめゆきと読めるらしい。美人姉妹と旧日本の華族を映像化した作品だ、鑑賞後もとても気分の良い楽しい映画。吉永小百合の若い時を見るのは「男はつらいよ...
mooty11月3日1 分発表会とLive2度目の発表会の出演を果たせた。緊張感はなくならないが緊張するポイントがまた違う。前回は練習の成果と間違えない様にと頭で考えていた。 今回は1年前と何が成長したかを軸にバンドのサウンドを聴こうとしたり、どうしたら余裕のある演奏をしている感じに見えるかを意識して考えていた。...
mooty10月28日1 分坐禅を始めて早6ヶ月早いものである、まだ坐禅にはまったく慣れないものの月日は過ぎ去っている。 坐禅を体験するのでない、参加して実践する訳である。月一回の坐禅の為に毎日を過ごせとは。禅宗僧侶のお話であった。 確かにセルフコントロールでは、日々仕事をしている時も時間を持て余した時も坐禅の行は活用で...
mooty10月8日1 分風立ちぬ映画「風立ちぬ」を拝見した。宮崎駿監督の大人が主役の作品は「紅の豚」以来か。僅かだが男女のベッドシーンもある。 原作は堀辰雄の小説と堀越二郎の伝記が主題だ。 宮崎駿の話では、ある時代の科学者の発明が、悪用されてしまう悲劇と発明家の純粋な美意識が造らせた作品の現実的意味での心...
mooty9月16日1 分お祭りコロナ禍感染の波が高波なったりならなかったり。2023今年も、渋谷の氷川神社ではお祭りが行われたが、テキ屋も不景気の煽りか値上がりした様子だ。 もうこの時分の年齢に差し掛かると、人がごった返して事故が起きないか祭りの後の神社はゴミだらけにならないか気にかけるぐらいしか祭りに...
mooty9月9日2 分君たちはどう生きるか細野晴臣の「さよならアメリカ」以来の映画館である。「君たちはどう生きるか」を拝見した。 僕は宮崎駿作品は「千と千尋の神隠し」が当時中学生で外で遊ぶのに夢中でもうじっくりとその作品を見る事はしなくなっていた。記憶にあるのは、それ以前の作品達だ。...
mooty8月9日1 分ブラジルから来た少年映画「ブラジルから来た少年」を拝見した。 タイトルがアントニオカルロスジョビンの楽曲イパネマの娘を連想してしまうのは僕だけだろうか。 印象に残ったのはそのストーリーだ。ナチスドイツが人体実験をしていたのは耳にしたことがある(その手術を担当していたメンゲレが映画の主役だ)その...
mooty7月28日2 分水が心を洗い流す今年も上半期が夏の蝉の鳴き声を始めに終わりを告げた。僕のお祭りは例年とは一味違う2023年は2回も祭りがある。 祭りといっても、無礼講で騒ぐ訳でなく新しい扉を開く学びを僕は個人的なお祭りと形容している。 そんな事を説明するのに、内田樹先生のブログに名文が書き込まれていいたの...
mooty7月14日1 分コロニア映画「コロニア」を拝見した。カルト宗教と独裁政権が癒着した南米チリの実話がストーリーだ。 カルト宗教の構造を分析する、男性である僕からの視点ではミソジニーと労働と音楽がこのカルトの本質に思た。 そして、男性なら皆女性へのミソジニーは抱えていると思う(よほどのモテ男じゃない限...
mooty6月24日1 分沈黙映画「沈黙」を拝見した。原作の遠藤周作の本は読んだことがない。若い時分に古本屋で購入した恋についての作品は本で読んだ記憶がある。 この作品を見ようと思ったきっかけは、長崎の聖地旅行をテーマにした内田樹さんと釈徹宗さんの本に紹介されていたからだ。...
mooty6月17日1 分カティンの森映画「カティンの森」を拝見した。第二次世界大戦下の連合国側ロシアのポーランド人捕虜の虐殺をテーマにした作品だ。虐殺(ジェノサイド)と聞くと共産主義の指導者達の大虐殺を僕は思い出してしまうがこれは訳が違う。戦時中の捕虜の虐殺だ。現在ロシアとウクライナが戦火にある中深く考えさせ...
mooty6月10日1 分戦後論加藤典洋さんの「戦後論」を拝読した。 加藤さんは喫緊のウクライナ戦争前、タモリの言う新しい戦前以前に逝去されているので現在存命していてそのご意見が聞けたらと思うと口惜しい限りである。 新書と言えど500Pを超える大作だ、僕みたいな人にも大変読みやすく平易な文章で書かれている...
mooty5月20日1 分ハンナアーレント映画ハンナアーレントを拝見した。第二次世界大戦のナチズムの問題を扱った作品だが、なぜこの映画を見ようかと思ったかの思うことを書いてみる。 僕は哲学や倫理、宗教の本を好んで拝読するのだが毎回読む本に名前が上がるのがV.Eフランクルとハンナアーレントが2人連ねて名前が記されてい...
mooty5月10日2 分坂本龍一の死を偲ぶ坂本龍一さんの楽曲を初めて聞いたのは(YMOを含まない)記憶しているのではBTTBのenegy flowだろうか。それから時は経ち2001年CHAZMを友人Zの家で聞いた。その後、坂本とalvantoのユニットのライブを拝見したり。その社会活動にも関心がある姿勢が都会的で洗...
mooty4月23日1 分藤沢サウンドマーケット神奈川にJAMセッションしに遊びに行ってきた。毎月月曜日の夜に自由な雰囲気を持つ若者たちが音楽を演奏して遊んでいた。少しお邪魔をしてみた。中々緊張してしまい練習した事をそのままやろうとしてしまい、何の為に即興で遊ぶ事をしに来たのかわからなくなってしまった笑皆さんとてもいい人...
mooty3月18日1 分アンパンマンと大人の話ウチの息子は、「アンパンチ」というフレーズが大好きで彼の正義を行う時やママをパパから守る時によく使う。だがこの勧善懲悪の物語をそのまま息子に理解させるのはよくないと思いこんな話を息子にしてみた。アンパンチは本当はしてはいけないんだよ、バイキンマンが悪さをしても暴力で解決しな...
mooty2月28日1 分民藝館に行く柳宗悦の民藝館に足を運んだ。自転車で30分かからない距離を運転した、館内は二階建てで広々としてお客さんも常に出入りしていた。 壺、瓶、食器など色々拝見したが、1番印象に残ったのは神酒口という名前の物だった。 家に帰りググってみると「神棚に供える神酒徳利の口に挿して装飾されま...